８年前の２０１４年3月8日にクワラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便は乗客乗員239名を乗せたまま離陸後約50分後に消息を絶った。真相はまだほとんど分かっておらず、そのためのいろいろなうわさが飛び交っている。ほぼ確実な情報としては、機体はオーストラリアの西の沖合の２０００Km~２５００Kmのインド洋に日本の四国位の範囲の海に沈んでいるということだけである。この事故(事件)当時、私はテレビ、新聞などの取材に対して技術的なコメントをした。雑誌Newsweekにも私のコメントが掲載されている。今、当時のNewsweekを読み返してみると、Newsweek誌は、８年前にすでに『ウクライナ問題とプーチンの暴走』を把握していたことには驚いた。