コラム

航空保安検査が3月10日から強化されます

ウクライナ情勢が益々厳しくなってきており、航空界にとっても大きな影響を受けています。ロシアのウクライナへの侵攻とは直接は関係ありませんが、今週の木曜日から航空保安検査が強化されます。
第 204 回国会において航空法等の一部を改正する法律が成立し、令和3年6月 11 日に公布され、令和4年3月 10 日から施行され、航空機搭乗前の保安検査受検が 航空法に基づき義務化されます。保安検査を受けない場合は搭乗できないことになります。或は保安検査を受けずに保安検査場より先(クリーンエリアとも呼ばれている出発ロビーなど)に立ち入った場合は航空法違反となります。
今回の改正法においては航空保安関係の内容として、ハイジャック・テロ等の危害行為の防止を目的とした、国土交通大臣による危害行為防止基本方針の策定、航空機に搭乗する旅客等に対する保安検査、及び預入手荷物検査の受検義務付け等の制度が創設されました。
飛行機を利用される方は、場合によっては厳しすぎると不快に思うこともあるかと思いますが、これも自分も含めて航空機を利用する全ての人々の安全を確保するためです。

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