コラム

ウクライナの国花の「ひまわり」のようにウクライナの人たちが明るい方法を向ける日が一刻も早く来ることを!

今ウクライナはロシアの侵攻によって悲惨な状況になっている。一刻も早く停戦になり、ウクライナの人たちが安心して元の生活に戻れること祈っている。ウクライナの国花はひまわりである。ひまわりの花は太陽の方向にむいて咲く。ウクライナの人たちが明るい方向に向けるようになることを願うばかりである。
映画「ひまわり」はイタリアを代表する名優ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが共演した。映像の美しさ、俳優の演技力、音楽のすばらしさなど素晴らしい名作である。映画の舞台となった「ひまわりの畑」はウクライナの首都キエフから南へ500キロメートルほどのヘルソンというところで撮影されたと言われている。今、その「ひまわりの畑」もロシア軍によって蹂躙されようとしている。
以下は私事の余談。女優のソフィア・ローレンは、私がまだ副操縦士でイタリアのローマ駐在乗員だった頃に、ローマフィミチノ空港から私が乗務した飛行機に搭乗したことがある。映画で観ると大柄な女優に思えたが、実際にはスマートで小柄な印象を受けたたことを覚えている。
今、ロシア軍がウクライナの首都キエフに迫っている。モスクワにはキエフスカヤとう地下鉄の駅がある。ウクライナのキエフ行きの鉄道のキエフスキー駅と繋がっている。駅の構内は白い大理石が張り巡らされており、ロシアとウクライナの連帯を賛美する大きいモザイク画が飾られていて、美術館のようである。キエフスカヤ地下鉄の駅は、ウクライナとロシアは兄弟のように親密さを象徴する駅であったはずである。
この地下鉄のキエフスカヤの駅の出口には、真冬の零下10度以下の寒さの なかでもアイスクリーム(ロシア語でмороженое:マロージェナヤ)を売っている。私はこのмороженоеというロシア語が好きで、ロシア人たちと同じようにこのмороженоеをよく買って寒さのなかで食べた。当時一般のロシア人は素朴な善良人が多い感じがした。それなのに、今、一人の人が長年権力を握っていると、正常な判断ができなり、人間性も変わってしまうのか・・・。世界中の人がウクライナに平和が戻ってくることを祈っている。

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