コラム

雪の結晶と雪華模様

昨日からの記録的な大雪に関するニュースがトップで扱われている。この雪で大変なご苦労をされている地方の皆様にはお見舞い申し上げます。雪の少な土地に育った自分は子供の頃に雪が珍しく、虫メガネで雪の結晶をみたことを思い出した。
雪の結晶の形は大気の温度と水蒸気の量との関係で六角形を基本に無限に変化する。雪の結晶は肉眼ではなかなか観察することができないが、文献で調べてみると江戸時代には、雪の結晶を配した模様である雪華模様(せっかもよう)が大流行した。浮世絵や印籠、焼き物等にこの雪華模様が描かれている。日本人の探求心、美意識、心の余裕というものを考えさせられる

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