コラム

「危ないと思い東京に打電しようと」 人質輸送の元機長が語る

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9fec24ee51bfbab0e657ca63eb7adfdb831d241
12月22日に公開された外交文書では、湾岸危機に時にイラクに人質になった日本人の解放をめぐり、中曽根元首相が当時のイラク・フセイン大統領との会談内容が公開された。それに関連して、イラクから解放された人質輸送を担当した私にTBSテレビから取材を受けた。その内容がTBSのニュースがインターネットで公開された。
当日、私は海部首相の中東5カ国訪問の首相特別便を担当するための準備で中東5カ国を調査中、緊迫した状況に遭遇し、イラクがクウェートに侵攻する危険性を感じて東京に打電しようと思った。しかし、日本政府も官邸も、東京本社も情勢把握しているだろう。一人の機長の報告で国が動くはずはない、と思い直して、東京に打電せずに7月31日に帰国した。その2日後の8月2日に、イラクがクウェートに侵攻したニュースが飛び込んだ。当時の緊迫した状況を語ったインタビュー内容がほぼそのまま掲載されている。

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