コラム

時間にも主役と脇役がある

このところ毎日都内でオンラインやオンラインと対面のハイブリッド型式の講演や企業研修を行っている。会場には公共交通機関を使って行っている。所定の時間には絶対遅れることはできない。人身事故や信号機などのトラブルで電車や地下鉄に遅延が発生することも想定して30分以上、余裕ももって自宅を出発する。しかし、定刻通りに運行されることがほとんどで、無駄になる。その無駄になった時間は、乗り換えの駅のホームの椅子で、スマホで調べものをしたり、本を読んだり、講演や研修の内容のポイントの整理をすることに使用している。
その甲斐あって、本番では余裕をもって実施できる。そこで気付いたのが「時間にも主役と脇役もあること」。
映画やドラマでは主役だけではなりたたない。脇役がいるから主役が輝き、ドラマが生まれる。脇役は絶必要なのである。時間管理も無駄と思われる時間を持つことにより、目的実現に使う時間に集中力を発揮できる。「そうか!時間に主役だけでなく脇役も必要なのだ!」と、最近になってようやく気付いた。

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