コラム

照ノ富士優勝

春場所千秋楽で照ノ富士が貴景勝を破り3回目の優勝を果たした。大関復帰を確実にした。おめでとう!よくここまで頑張った! ひざのけがや病気のため一時は序二段まで番付を下げて、引退を考えたというが、師匠のもう一度頑張ろうという言葉で、奮起しよくここまで努力して見事に幕内最高優勝と大関復帰を成し遂げた。殊勲の勝ち星をあげた力士にNHKのアナウンサーが様々な質問もする。今日の照ノ富士も含めて異口同音に「一番一番の土俵に集中するだけです」と答えている。厳しい勝負のなかで生きる人間は「一日、一番に集中する」それ以外の言葉は浮かばいはずである。私もマスコミから「どのような気持ちでフライトに臨んでいましたか」という質問をうけた場合「一便一便を新たな気持ちで臨みました」という答えしか出て来なかった。また、ラストフライトのインタビュー取材では「ラストフライトのお気持ちは」というのに対して「いつも通り」と答えた。「一番一番の土俵に集中するだけです」という力士の心中は痛いほど理解できる。
照ノ富士の相撲に対する姿勢と、インタビューから私たちは大切な教訓を教えられている
ひとつは「絶対に諦めないこと」、そしてもうひとつは「与えられた目の前のことに打ち込むこと」、この二つを徹底できたら、業種・職種にかかわらず、だれでもスゴイ人になれるのではなかろうか。
(写真は師匠の伊勢が浜審判部長から優勝旗を受け取る照の富士)

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