コラム

不織布マスクについて


1都3県の緊急事態宣言は2週間程度の延長が正式に決まりそうだ。我々一般国民は緊急事態宣言の有無に拘わらす、マスクの着用と手洗いの基本的な感染予防を徹底することが大切である。そこで、マスクの効果につて調べてみた。
理化学研究所や神戸大などの研究チームがマスクを二重に着用したときの感染防止効果を、スーパーコンピューター「富岳」を使って解析した結果は、新型コロナウイルスを含む飛沫の拡散は、二重マスクにしても、不織布マスク1枚をきちんと着けた場合とほぼ変わらなかったということが分かった。
 二重マスクについては、CDC(米国疾病対策センター)の情報でも効果があること発表しているが、息苦しさがあるので、私は通常は不織布マスクを使用している。
この機会に、いつも何気なく使っている「不織布マスク」について調べてみた。不織布マスクは、文字通り「織っていない布」のことである。繊維あるいは糸などを織ったりせず、熱的、機械的、化学的作用により繊維を接着させる、または、からみ合わせた薄いシート状の布のことをいう。粒子捕集性や通気性に優れることから、マスクのフィルタ部に使われる。その他には紙おむつや生理用品などに幅広く使われているとのこと。
ちなみに、マスクを着用せず、歩行やランニング中に会話すると、後方に飛沫が飛ぶこともわかっている。ウイルスを多く含む飛沫は、静止時は1メートル以内に落ちるが、歩行中は2~3メートル後ろにまで届くが、マスクを着ければ飛沫は抑えられるということも、分かっている。以上、参考になれば幸いです。

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