先週、都内で仕事の打ち合わせの機会に、「プレジデント・ウーマン」編集長の木下明子様から「図解!ダイバーシティの教科書」を頂きました。この連休中に読みましたので、その感想を述べさせて頂きます。
ダイバーシティ、多様性の時代と言われていながら、日本では実際にそれが理解されていなく、進んでいないのが現状かと思います。多様性は単なる異なった性質を持っていることを表す日本語で、ダイバーシティは英語の“diversity”の訳語からきています。単なる違いを示す言葉ではなく、それらの違いを認め、活かすことで、組織や社会全体の活性化やイノベーションを積極的に促すことを意味しています。
そうしたなかでこの著書は表紙で示している「、ESG、SDGsに必携」とあるように、女性関係者だけでなく、特に経営層やリーダー層、或いは世論に影響力を持つメディア関係者には、参考になる本だと思います。