コラム

サッカーW杯から日本の若者に期待する

サッカーW杯の初戦で日本はドイツに歴史的に勝利し、日本人にとって大変嬉しいことである。それと同じ、あるいはそれ以上に嬉しいことがある。日本代表チームが去ったロッカールームが掃除され、タオルや備品がきれい揃えられていた写真が海外にメディアにも紹介された。さらに、日本人のサポーターたちが、観客席のゴミを拾っている写真も紹介されている。それを見たモロッコやチュニジアのサポーターたちも日本人のまねをしたことが報じられていた。カタール大会組織委員会は「日本人は自発的に動き、感銘を受けた」と日本人サポーターを表彰した。
日本には「飛ぶ鳥跡を汚さず」という訓えがある。戦後は、元来日本人が持っていた美徳の多くが否定されたり、忘れ去られてしまっている。しかし、最近の若者の行動を見ると、日本人のDMAに残っているはずの美しいものが蘇ってきているのではかいか、と感じさせることがある。これからの日本は若者に期待したい。

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