コラム

人生100年時代に突入

最近、60代、70代、80代をどう生きるかについての本が数十万部の売れ行きを示している。戦後のベビーブームとその前後に生まれて人たちが競って購読しているものと思われる。
日本は世界に先駆けて超高齢化時代、人生100年時代に投入している現実からすればこの現象は当然だとも言える。ちなみに「人生100年時代」という言葉はロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットン、アンドリュー・スコット氏による『LIFE SHIFT』という著書になかで提唱された。
超高齢化時代にある日本では、2017年9月には安倍首相を議長とする「人生100年時代構想会議」が設置され、9回にわたって会議が続けられて、2018年6月には「人づくり革命 基本構想」が発表されるなど政策への反映が進められていたが、残念ながら2021年11月に第2次岸田内閣によって廃止された。
私は今週中に某新聞社から「人生100年時代」に関するインタビューを受ける予定で、その記事は11月3日の新聞に載る予定になっている。新聞記事を読んで頂く読者の皆さまに少しでも参考になる話になるように準備したい。
(参考:写真は「人生100年時代構想推進室」を設置した時の写真である)

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