コラム

観光地としての魅力 日本が初の世界1位

新型コロナウイルス禍という特殊な状況ではあったが、2021年の旅行・観光競争力ランキングで、日本が初めて世界1位となったとスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで発表され。具体的には、交通インフラの利便性や、自然や文化など観光資源の豊かさ、治安のよさなどが高く評価された。2位以降は米国、スペイン、フランス、ドイツなど欧米諸国が上位を占めた。アジア太平洋地域ではオーストラリアが7位、シンガポールが9位、中国が12位となった。
コロナ対策で日本は「鎖国政策」とも揶揄(やゆ)されるほど厳しい入国規制を取り続けてきて、観光業の再開はコロナとの共生に軸足を置く欧米諸国に大きく出遅れている。最近になって観光庁がようやく外国人観光客の受け入れ再開に向けて動きだした。デルタ株はコロナの収束に向かっているという意見もある。それが実現し、インバウンドが戻ってくる兆しに期待したい。

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