コラム

今年の夏は大雨や熱中症に注意が必要

エルニーニョ現象とラニーニャ現象は、日本を含め世界中の天候に影響を与えることが多い。エルニーニョ現象は、太平洋の赤道域の日付変更線付近から南米の沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象である。ラニーニャ現象、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象で、この二つの現象は、それぞれほぼ数年おきに発生している。
気象庁は、昨日今年はラニーニャ現象が夏にかけても続く可能性が高いと発表した。
ラニーニャ現象が起きている夏は、日本付近では太平洋高気圧が北に張り出しやすく、気温が高くなり、梅雨前線の北上も例年よりも早くなる傾向がある。今年の夏は大雨による災害や、暑さによる熱中症に注意が必要となるであろう。

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