コラム

『上を向いて歩こう』

電車の中でも、駅のホームでも多くの人が下を向いてスマホをみている。歩きながら下を向いてスマホをみている人がいる。今の時代、多くの人が下を向いている、下を向いて歩いている。日本だけでなく、海外でも「SUKIYAKI」Songとして大ヒットした今は亡き坂本九の「上を向いて歩こう」をよく耳にした世代からすると「上を向いて歩こう」と声をかけたくなる時がある。
スマホは必要なときだけみればいい。坂本九の歌には「見上げてごらん夜の星を」というこえまた素晴らしい歌もある。空を見上げると、空にはいろいろな表情がある。朝起きるとまず空を仰いで「観天望気」をする。テレビの気象情報では味わえない自然の気象を肌で感じることができる。市街地であっても、夜空を見上げると必ずいくつかの星をみることができる。上を向いて歩く、空を仰ぐと不思議と心が大きくなる。前向きな考えになる。少なくとも後ろ向きの考えは湧いて来ない。天国にいる「九ちゃん」が「上を向いて歩こう」と教えてくれている気がする。

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