コラム

欧州はコロナをインフルエンザ並みへの検討の動きとWHOの慎重な意見

日本では連日オミクロン株の感染者数が急拡大している。ただ、報道を観る限りいまのところ重症化は少ないようだ。
海外メディアの情報によると、スイス当局は「パンデミックからエンデミックへの転換点に来ており、オミクロン株は終わりの始まりの可能性がある」と記者会見で述べている。
またスペイン当局も「オミクロン株の毒性は低いとの研究が相次いでいることから、コロナをインフルエンザのようにとらえ、パンデミックからエンデミックに変わったかを評価する必要がある」など欧州内ではコロナ対策の見直しの意見も出てきている。一方WHOは「不確実なことが多くあり、エンデミックと呼べる段階には入っていない。感染者を減らして変異型が発生する可能性を下げることが重要だ」と慎重な見方をしている。
コロナに関しては誰も、誰も正確な予測はできない。今はVUCA時代といわれているが新型コロナ(COVID-19)はまさにVUCAの代表的なものである。確かなことを言えるとしたら、密を避け、マスク、手洗いなどの基本を大切にすること、そして免疫力をつけておくこと、基礎疾患にならないように、日頃から生活習慣、食生活に注意することであろう。
参考までに感染状況に関する名称を添付します。

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