コラム

大学での特別講義と若い世代への期待

緊急事態宣言のなかではあるが、感染予防対策をとって対面方式(一部の学生は自宅でのZoomで受講)で実施。講義の内容は、学生たちの将来自分はこういう仕事をしたい、こういう人になりたいという夢に向かって「今できることをやる」というテーマであった。
最初に学生たちには、この授業に参加した目的をノートに書いて貰った。そして講義と質疑応答を終えた後には、講義を聴いて気付きがあったこと、そしてそれを実際に行動に移そうとすることをノートに書いて貰った。
学生には大学のゼミをはじめ、何事も目的を持って行動することの大切さ、InputしたことをOutputしてはじめて身に付くことを納得してもらうことも、この講義のねらいのひとつであった。

この大学の学生たちは、素直で明るく、前向きな姿勢で積極的に質問をした。彼ら彼女らの将来が期待できそうだ。
講義のなかで、学生たちが生まれる前後の2001年を迎える瞬間に、太平洋上で20世紀から21世紀をまたいだ私の機内アナウンスを、ビデオ動画で聴いて貰った。この学生たちがこれから80年したら、22世紀を迎えることになる。20歳前後の若い世代のネルギーを感じることができた講義であった。

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