コラム

人生100年時代を迎えた今、参考となる図書「Youth」

“Youth is not a time of life, it is a state of mind.”から始まるサミエル・ウルマンの「Youth」は日本語訳の『青春の「誌」』として複数出版されており、昭和の時代から多くの経営者にも読まれている。私自身、何度も読み返しているうちに、「いつだって今が旬!」という言葉が浮かぶようになり、講演やセミナーでもこの言葉を紹介している。経営者団体への講演では、講演の最後に『青春の「誌」』の本を紹介しているが、参加者の経営者のなかにはすでに読んでおられる方がかなりいる。リーダーに求められる条件のひとつに『青春の「誌」』で述べられている心の姿勢があるのではないかと感じている。

以下に紹介する岡田義夫氏の訳の冒頭の部分が「Youth」のエキスではないかと思っている。『青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねるだけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる』

人生100年時代を迎え、年齢で人を縛る時代は終りに近づいた今、経営者やリーダーだけでなく、全ての人にとって参考となるのではないかと思い、紹介させて頂いた。

 

最近の記事

PAGE TOP