コラム

ルフトハンザ・ドイツ航空は、同社史上最長距離のフライトを運航


ルフトハンザ・ドイツ航空はドイツのハンブルグから南半球のフォークランド諸島のマウント・プレザント軍事基地までエアバスA350-900型機で13,700キロメートルを、約15時間かけて特別便として運航。南極への研究者を送り込む目的で運航するとのこと。フォークランド諸島はヨーロッパ諸国の南極での観測基地への経由地となっています。ちなみにエアバスA350-900は日本では現在JALが、国内線で運航している。このフライトは、北緯53度から南緯51度への赤道をまたいでの、南北の長距離飛行である。私も赤道をまたいでの南北飛行は何度も飛行しているが、日本からオーストラリア、ニュージーランドやニューヨークからブラジルのサンパウロまでで、これほど長距離の南北飛行は残念ながら経験はしてない。
当該機は日本時間の今日(2月1日)の午前5時33分にハンブルグ空港を出発している。FlightRadar24で確認すると、日本時間午前10時現在アフリカ大陸と南米大陸の間にある大西洋上を飛行中である。赤道をまたいでの南北フライトは、途中でITCZと呼ばれる赤道収束帯によって発生する活発な積乱雲を回避しながらの飛行する必要がありパイロットにとってはかなり神経を使う。ルフハンザのパイロットも大変だろう。(図はルフトハンザ航空が公開した飛行ルート)

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