コラム

政治家の失言は本質をついている場合が多い

東京都では連日200名を越す感染者数が報告されている。その影響を受けているとみられる首都圏の県でも、感染者数が増加している。兵庫県知事が「諸悪の根源は東京」と発言して批判され、その発言を撤回した。確かに表現には問題があると言えるが、本質をズバリついている。政治家の「失言」は、本質をついている場合が多い。「失言」によって大臣の席を失った事例は今まで複数例ある。その発言はやはり本質をついていたことがほとんどである。しかしマスコミの餌食になって失職している。社会に影響力のある人は、言葉の使い方には十分に注意する必要があるが、本当のことを言う人は叩かれ、マスコミ受けすることを言うひとが選挙に受かるという傾向は、今の日本の現状である。

アフターコロナでは、いろいろな面で変化が起こるはずである。この機会には、私たち国民はテレビ画面の情報に流されるのではなく、「本質は何か」を考えて行動することが、自分の生活と命を守り、ひいては、将来安心できる良い社会を構築するために必要なことではなかろうか。

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