コラム

知識社会になるほど知恵が価値を持つ時代

今の時代、パソコンやスマホで検索すればだれでも必要な知識を得ることができる。しかし実社会で活動し生きていくためには知恵が必要である。知識社会になればなるほど、知恵が価値を持つ時代であると言われている。知恵というものは、主に経験によって身に付くものであるが、一人の人間の経験による知恵は限られた僅かなものである。長い歴史に耐えてきた先人たちの経験による古典、格言は知恵の宝庫である。
古典や格言は、人間の本質や人間関係、生き方などに関する洞察を提供し、その価値は時代を超えても変わらない普遍的な真理や知恵を伝えてくれると考えられる。そこで、その価値について以下のようにまとめてみました。

(1)普遍的な真理の表現: 古典的や格言は、人間の本質や人生、人間社会の普遍的な真理を表現している。
(2)経験からの教訓: 古典や格言は、先人たちの様々な経験や知恵から生まれた教訓を伝えている。
(3)洞察と啓示: 古典や格言には、深い洞察や啓示が含まれている。これらは、現代の我々に新たな視点や、問題を解決のヒントを与えてくれる。
(4)長期的な視点: 古典や格言はしばしば、短期的な利益や快楽よりも長期的な幸福や成功を追求することの重要性を示唆している。VUCA時代といわれる現代社会でも、このような視点は、持続可能な生活や社会の成長にとって重要である。

ちなみにNHKのEテレで放送されている「知恵泉」も我々にとってヒントになるかと思っています。

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