コラム

豊かさ、幸福度は何を基準にするのか

国連開発計画(UNDP)は、国民生活の豊かさを示す「人間開発指数(HDI)」の世界ランキングを発表した日本は前回調査から2つ下がり、24位となった。
首位はスイスで、ノルウェー、アイスランドが続き、アジアでは香港が4位で韓国が19位、中国は75位だった。この指数は1人当たりの国民総所得、教育、平均寿命を基に算出している。一般に国民の豊かさとは、経済的な指数だけでなく、教育、健康、生活の質、幸福感など、人々の生活全体の充実度を指すもので、何に焦点を当てるかによって変わってくる。
ブータンは幸福度が世界で最も高い国として知られていましたが、インターネットやSNSが普及してきて、自分たちと他国の様子を比べるようになり、急激に幸福度が下がってきたと言われている。
豊かさ、幸福度は、何に価値をおくか、何に充実感を感じるか、何に幸せを感じるかによっても変わってくるはず。日本でもSNS、インターネット、YouTubeなど、主体性をもって利用しないと、自分自身の幸福度を左右される可能性がある。

最近の記事

PAGE TOP