コラム

モーツァルトの音楽を聴くとなぜ精神的に安定するか

音楽に関しては全くの門外漢の自分であるがが、モーツァルトの音楽を聴きながら机に向かって作業をしていると、心地よく、気持ちも安定する。その背景を今まで漠然と感じていた。この週末の時間を利用して、その根拠を調べてみた。以下のような科学的な観点からも、モーツァルトの音楽には脳波に影響を与え、心身を整える効果があるということが分かり、なるほどと納得できた。

(1)脳波と音楽の関係
 脳はさまざまな周波数の脳波を出している。覚醒時にはβ波(14〜20ヘルツ)が出ており、感情が動くときにも現れる。落ち着いた状態ではα波(8〜13ヘルツ)が強く現れ、瞑想や睡眠時にはθ波(4〜7ヘルツ)やδ波(0.5〜3ヘルツ)が現れる。モーツァルトのアダージョ(ゆっくりとしたテンポ)の曲は、聴いているうちに脳波をβ波からα波に変え、心身を整えてくれる。

(2)音楽の特性
 モーツァルトの音楽は、テンポが一貫していて、1分間に120拍または90拍で流れることが多い。強弱の変化が少なく、聴きやすい要素がある。長調の曲が多く、明るく楽しい展開が多い一方、突然の転調が刺激となる。

(3)音響的な要素
 モーツァルトの音楽は、高周波音(3,500〜4,500ヘルツ)と心地よいゆらぎ成分を豊富に含んでおり、精神の安定をもたらす。

(4)パターン認識
  モーツァルトの音楽は、パターン化されて耳に入りやすい特徴があり、大脳機能の 活性化に有効で、作業効率や認知機能の改善にもつながる。

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  1. 2024.05.22

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