コラム

活発な太陽フレア―が航空機のコンピューターに影響

太陽の活発な黒点活動による太陽フレア―の影響で、A320機のELAC(昇降舵・補助翼の作動を制御するコンピューター)のプログラムが書き換えられて、意図せず飛行機が降下するトラブルが、11月30日にアメリカの上空で発生しました。
このトラブルを受けてエアバス社は安定していたひとつ前のバージョンのプログラムに改修するか、それより以前のプログラムのコンピューターを使用している機材については、コンピューターの機材も取り換えるようにという情報を出しました。これを受けて、EASA(欧州航空安全機関)は、EAD(緊急耐空性改善命令)を発出しました。
対象機は世界で約6000機、そのうちの5000機はひとつ前のバージョンのプログラムの改修、約1000機はコンプーター機材の交換を行っています。そのため、世界中で航空便の欠航が発生しています。
日本のANAは前者の改修で11月30日にほぼ改修を終えて、通常運航に復帰しています。
JALは当該機を保有していないため、欠航はありませんでした。
この件に関して、私は、昨日から今日にかけて民放各テレビ局でコメントをしました。画像はTBSテレビの「ひるおび」に生出演したものです。
 太陽の活動は11年周期で活発になり、地球に高エネル―ギ―の粒子がコンピューターに到達すると、場合によっては今回事例のようにコンピューターのプログラムの「0」と「1」の配列を一時的に書き換えて、コンピューターが間違った指示を出してしまう可能性もあり得るかと思います。その他、太陽フレア―は、通信、GPSによりカーナビや飛行機や船の航法などにも影響を与えることがあります。

最近の活発な太陽フレア―の影響で、A320機のプログラムが書き換えられて、意図せず飛行機が降下するトラブルが発生しました。欧州航空安全機関が、該当する約6000機のA320機に対してコンピューターの改修命令を出しました。この件で、私は各テレビ局でコメントしました。

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