コラム

法務省赤レンガ棟(旧法務省本館)

法律に関しては全くの素人の私ではあるが、昨年から法務省で全国の法務局長対象の研修で『リーダーと危機管理』の講演を担当しています。一昨日に法務省赤レンガ棟(旧法務省本館)で実施しました。今回の講演の内容は、情報の公開に関する法律に基づいて開示可能ですので、主な項目を紹介すると、次のようなものです。
☆リーダーとしての不可欠な条件
☆リーダーに不可欠な条件が危機管理とどう結びつくのか
☆リーダーとしての危機管理の原則
☆リーダーの危機管理の実際
参加者に配布した資料は公文書管理法等の関連法令に基づき、行政文章として3年間保存・管理される。保存・管理する期間中に、行政機関の保有する情報の公開に関する法律に基づく開示請求があった場合は、開示することになっている。

近代的なビルが立ち並ぶ霞が関の官庁街にあって、法務省赤レンガ棟(旧法務省本館)に入ると明治時代にタイムスリップしたような感覚にとらわれる。
赤れんが棟は江戸時代に米沢藩の上杉家上屋敷であった敷地藩に、ドイツ人建築家の設計で明治28年に司法省として竣工された。昭和20年3月の戦災でかなりの部分が焼失したため、昭和23年から同25年にかけて復旧工事を行った。平成6年には明治28年の創建当時の姿に復原され重要文化財に指定(外観のみ)された。

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