関西国際空港が明後日(9月4日)で開港30周年を迎える。私も開港当時からパリ便やホノルル便などで関空にはよくフライトをした。昨年発行され大変好評だった「羽田空港のアーカイブ写真集」に続いて、今回「関西国際空港・伊丹空港・神戸空港アーカイブ写真集」が発行された。来年は大阪関西万博も開催される。関空・神戸空港の機能強化に関する国土交通省の有識者会議の委員としても技術的検討を行ってきた。そして来春にはこの2つの空港の機能強化が実現され、関西地域へのゲートウェイとして、多くのインバウンドを迎えることができる
関空は世界で初めての海上空港の建設技術や環境への配慮した写真をはじめ、30年間の歩みを写真で紹介されている。また、戦前から日本を代表する飛行場であった歴史のある伊丹空港の貴重な写真の数々、さらに国内では珍しい市営空港として2006に開港した神戸空港の写真が豊富に掲載されている。これら関西3空港の管理・運営している関西エアポート株式会社の全面協力のもと、3空港の歴史、建設、施設、環境など、国土交通省、自治体、空港、建設会社などで保管されていた秘蔵写真の中から厳選して収録した貴重な写真集である。