コラム

一流の人は基本を大切にする

いろいろな分野の人と接していると、業種・職種にかかわらずその世界において一流の人には共通点があるような気がする。それは「一流の人は基本を大切する」ということがベースになっているのではなかと思っている。そこで、基本を大切にすることの重要な根拠を以下のようにまとめてみた。

(1)基本的な原則やスキルを理解し習得することは、その分野での深い知識の基盤を築く第一歩である。基本を把握することで、高度なスキルや知識を構築しやすくなる。一流の人は、基本を徹底的に学び身に付けている。

(2)基本を大切にすることは、一貫性と信頼性を築くのに役立つ。他人や組織は、信頼できる人を求める傾向がある。基本を徹底的に守ることで、誠実さと信頼性が示される。

(3)基本的な原則やスキルを理解し、実践することは、問題解決能力を高めるのに役立つ。基本から学んだ知識やスキルは、トラブルや新しい課題に直面した際に応用でき、問題を効果的に解決するのに役立つ。私自身、先輩から、トラブルなどに直面した際には、“Back to Basic”と厳しく教えられた。

(4)一流の人は、基本をマスターした後、それをベースにして成長し、高度なスキルや知識を獲得している。基本を把握することは、自己成長のプロセスを支え、ステップバイステップで進化する基盤となる。

(5)基本を大切にすることは、他人を指導する際にも役立つ。一流の人は、基本を徹底的に教えることで、他の人々が成長する手助けとなる。基本を理解していることで、効果的な指導者としての役割を果たすことができる。

(6)もうひとつ、大切なことがある。それは、一流の人は「何が大切か」という重要度の選択(Priorityの選択)と自己管理(Self-Management)が出来ていることなどが、あげられる。

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