コラム

トップやリーダーの真価は平時ではなく非常時に表れる

私は経営団体や企業や公官庁のリーダーを対象とした講演などでは「、トップやリーダーの真価はうまくいっている平時ではなく、非常事態に遭遇したときにこそ、その真価が表面化する」というお話をしている。
若い頃、大先輩の機長から「キャプテンというものは、通常運航は出来て当たり前である。非常事態に遭遇した際にも、安全を確保して乗客・乗員の命を守るために給料を貰っているのだ」と、諭されたことがある。

先のブログで紹介した「ロスト・フライト」は、一言でいえば「一種の航空トラブルとアクション映画」であるが、組織のリーダー、経営トップ、特に国の指導者の皆様には、以下のような視点でこの映画を観て頂ければ、と思っている。
極限状況の中で、乗客・乗員の生命を確保する究極の決断をする機長の対応、危機管理センターでの「何を最も大事にするか」という危機管理の基本である重要度の選択の葛藤などがある。航空機の運航、ゲリラとの闘いの局面における機長としての究極の責任感と、非常事態においては何を守るべきかという危機管理の本質に触れている映画でもある。

極限状況の中で、乗客・乗員の生命を確保する究極の決断をする機長の対応、航空機の運航、ゲリラとの闘いの局面における機長としての究極の責任感と、非常事態においては何を守るべきかという危機管理の本質に触れている映画でもある。

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