コラム

新しいAIのチャットGPTは社会を変えるか

最近ニュースでも話題になっており、国会の質疑・答弁でも、このチャットGPTを活用することの是非が議論になっている。自治体でも取り入れるところが出てきている。ただ、その使用の仕方によっては、犯罪やフェイクニュース、自分で考える習慣が亡くなるなどのマイナス面も指摘され、欧米ではすでに学校での使用を禁止する動きが出ている。

チャットGPTは、米国のOpen AI社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットサービスのこと。人間の質問に対して、まるで人間のように自然で質の高い回答をする。
GPTは(Generative Pre-trained Transformer)の略で、Web上の大量のデータをもとに学習する文章生成言語モデルのことをいう。Googleなどの検索よりも遥かに質の高い答えを出してくれる。どの言語でも答えを出してくれる。翻訳機能もかなり質の高い翻訳をしてくれる。無料で会員になることができるが、回答の量に制限がある。20ドルの有料会員になれば、更に手厚い回答が返ってくる。

昨日、早速無料会員になって試してみた。スゴイ!につきる。スマホが出現して約20年で社会を大きく変えてしまった。このチャットGPTでは、おそらく今後10年もたたないうちに社会が変わり、一部の業務に大きな変化で生じる予感がした。
ただし、チャットGPTというAIがどんなに優れていても、主役は人間であること、判断、行動はあくまで自己責任であることを忘れてはならない。
とりあえず。チャットGPTの活用に際して、大事なことを4つにまとめてみた。
(1) 何を聞きたいか(検索したいか)の課題、目的意識をもつこと
(2) どんな回答(情報)か(その信ぴょう性はどうか)
(3) 得た回答(情報)を活用して自分はどう行動するのか
(4) 飽くまで、行動してはじめて結果が生まれる

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