コラム

自分との約束を守る

11月3日の東京新聞の「100年時代」に私のインタビュー記事では、「できることを守る自分との約束」というサブテーマを付けてくれた。
それは、私が42年間「絶対に病欠などで休まないで最後まで飛び続ける」と決めて(自分自身と約束して)、それを実行し続けて実現した経験に基づいたテーマだと理解している。
人は他人との約束は大体守れるものだ。それは自主的というよりいわゆる外圧によるもので、守らなかった場合は叱られる、非難され、信用を失う。自分との約束は守らなくても、誰からも非難されない。「三日坊主」で終わってしまうことが多いものである。
今ある自分というものは、自分で決断し、それを実行した結果である。自分で「こうする」と決めたことを実行したか、しなかったかの結果である。経験から言えることは、自分で決めたことに優先順位をつけて、その優先順位の高いものを実行しづけたたら目標を達成できる確率は非常に高くなる。
学生や若い人たちへの講演やセミナーでは「夢や目標を実現するのは、自分との約束を守ること」、「こうなったらいいな」ではなく「絶対にこうするのだ」と自分自身に言い聞かせてそれを実行し続ければ、誰でもスゴイ人になれます、と言っている。神社仏閣などにお参りするときは祈願するのではなく、神様や仏様に「自分はこうします、こうなります」と約束すると、自分がそれに向かって行動するようになり、目的を達成する確率が高くなる、とも話している。参考までに、若い方には時間があるときに広島大学が公開しているYouTube(https://youtu.be/a1RzCQgFkGM)を観て頂ければと思います。私が今年の5月に広島大学の招聘教授として新入生対象の特別講演の内容です。1時間ほどの長い動画ですので、後半の部分だけでも観て頂ければと思います。新入生にはかなりの反響があったようで、学長からも感謝の書状を頂いています。因みに、チャンネル登録は2万件を超しており、コマーシャルも入っていますのでとばして観て下さい。

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