日本も新型コロナウイルスの感染爆発の瀬戸際に来ている。食い止めることができるかどうかはトップの決断にかかっている。首相そして各知事の決断次第である。トップ、リーダーの真価が問われるのは平時ではなく、非常時の在り方である。記者会見で立派なこと、抽象的、評論家的なことを述べるのではなく、最悪の事態を防ぐために、目先嫌われる決断ができるかどうかである。
自分の本の宣伝になってしまうが、拙著「OODA危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント」にも、危機の際のトップ、リーダーの在り方を強調して述べているが、“Too Little Too Late”にならないためにも、首相、知事には最悪の事態を防ぐために、是非「嫌われる決断」を期待したい。