最近は、千葉県、石川県をはじめ全国各地で、いままで経験をしたことがないような1時間に100ミリを超す豪雨が発生し、甚大な被害をもたらしている。テレビの気象情報では、その本質まで報道していない。この場で簡単に説明します。その本質は、地球温暖化による、①日本付近の海水温度の上昇、②ジェット気流の蛇行、そして中緯度特有の③前線又は異なる気流の収束です。
海水温度の上昇により、水蒸気が活発に発生する。NHKをはじめテレビでは上空の寒気と、だけしか報道していないが、実は地球温暖化により、北極の温度が高くなり、赤道付近との温度差が小さくなっている。そのため、ジェット気流が以前と比較して流れが弱くなる。流れが弱くなると、蛇行するようになる。蛇行すると、海からの暖かい湿った空気の上に北から冷たい空気が移流して、積乱雲が発生する。前線あるいは異なる気流の収束帯が存在すると、次から次へ積乱雲が発生して、線状降水帯となり豪雨が長時間続き、排水機能を越える水の量となり災害が発生するというのが、メカニズムであり、本質です。
地球温暖化は、今度更に進むことが確実視されている。特に北極地方は他の地域に比べ、その速度は大きい。温暖化対策は、地球規模で待ったなしの課題である。残念ながら「温暖化はまやかしだ」ということを公然と言い放っている大統領もおり、現在の世界情勢は、それとは逆方向に動いている。