コラム

「Happy」と「Well-being」の違い

今週は大学での特別講義のなかでWell beingという言葉を使う予定で、学生から「HappyとWell beingとではどの様な違いがありますか」という質問がでることを予想してその違いを整理してみた。
Happyは一時的な感情状態を指す。喜び、満足、楽しさなど、ポジティブな感情を感じている瞬間や期間を表す。
Well beingはWHO(世界保健機構)の健康の定義で使用された言葉で、“-ing”という現在進行形で表されるように、持続的で長期的な状態で、身体的、精神的、社会的、経済的、環境的など広範な概念で多くの要因が相互に影響し合う良い状態を表す。
HappyはWell-beingの一部であるとも言える。Well-beingの状態が良好であるほど、より多くのHappyな瞬間を経験する可能性が高まる。Well-beingは単なる一時的な幸福感だけではなく、持続的で総合的な健康と満足感、幸福感の状態を指す。
学生にはHappyだけでなく、Well beingを意識して、それを目標のひとつにして貰いたい。

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