先日のブログで、今年の日本抗加齢医学会総会に参加したことについて紹介しました。
昨年、和田秀樹先生の著書「70歳が老化の別れ道」「80歳の壁」が爆発的に売れてから、各出版社から高齢者向きの「生き方」の本が次から次へと出版されている。それぞれの考え方には一理あり、参考になるかと思います。生き方には人それぞれの生きた方がある。
70歳、80歳、そして100歳というのは実は暦年齢のことである。年齢にはこの暦年齢と生物学的年齢とがある。暦年齢を気にし、メダィアが公開するのは日本だけである。暦年齢に意味があるのは、義務教育、お酒とたばこ、選挙権ぐらいかと思います。大切なのは生物学的年齢である。自分の生物学的年齢に目を向けて、生活習慣、食生活、運動、睡眠等、自分なりの生き方を考え、一度しかない人生を送ることが大切かと思います。
日本抗加齢医学会では、こうしたことを学ぶことができます。
「来年のことを言うと鬼が笑う」と言われてしまいますが、来年の「日本抗加齢医学会総会」は大阪関西万博の開催期間に合わせて、6月13日~15日の3日間開催されます。会場は大阪で、大会会長は大阪大学の中神啓徳先生です。そして翌日の6月16日から19日の3日間、京都丹後で、世界で初めて「第1回世界長寿サミット(The 1st WORLD LONGEVITY SUMIT:Extending healthy life expectancy around the world )」が開催されます。
今、から参加を楽しみにしています。
医師でもない私が言うのは失礼かもしれませんが、多くの医療関係者の皆様に興味を持って参加頂ければと思っています。