コラム

WHO事務局長、コロナ禍「終わりが視野に」

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は14日、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的流行)について「終わりが視野に入ってきた」と述べた。その根拠としてWHOがパンデミックを宣言した2020年3月以来、1週間に報告された死者数が最も少なくなったことを挙げた。同時に重症化の危険が高い人へのワクチン接種率を100%にするなどの対策を緩めないよう呼びかけた。
現在世界で広がっている変異型「オミクロン型」は、従来型より感染力が高いが毒性が低くなっているとの研究が相次いでいる。世界で7割近くの人が少なくとも1回ワクチン接種を受けたこともあり、重症者や死者数は減る傾向にある
日本の政府も、10月をめどに新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、個人旅行客の受け入れを解禁し、米国などからは査証(ビザ)なしでの短期滞在を認める。1日あたり入国者数の上限も撤廃し、インバウンド(訪日外国人)消費による経済効果を狙う。
我々個人としては、引き続きワクチン接種と基本的な感染予防対策を続けて「コロナ禍」の出口に向かう必要がある

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