コラム

非常事態に遭遇した場合の危機管理の原則

非常時に遭遇した場合最悪の事態を防ぐには、重度度の選択、一番大切なものを最優先した対応を迅速に実行することが原則である。指令塔であるトップの決断にそって全員が行動することにより一番大切なものである「命」を守るころができる。この原則は新型コロナウイルス騒動にもあてはまる。

政府は10日午前の閣議で新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案を決定した。これに対して、野党は私権制限への「歯止め」として、発令の際の国会の事前承認を求めている。平時には当然必要なことである。しかし、非常時である。今回の新型コロナウイルスは感染拡大等の影響が刻々と変化している。国会で審議、承認の手続をして、時間を浪費していた場合は“Too Little Too Late”になってしまう。非常時おいては、何を最優先すべきかを考えるべきテーマである。

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