今日（26日）の朝6時の天気図をみると梅雨前線が消えている！
一昨日（24日）のブログで「今年は梅雨開けが早くなる可能性も」と紹介したが、
勢力を増した太平洋高気圧によって日本海側に押し上げられた梅雨前線が一気に消えている。2日前は1018hPaであった太平洋高気圧が、今日は1020hPaに勢力を増している。
ＮＨＫをはじめテレビの気象情報では説明されていないが、今年は南米大陸の沿岸沖合の海域で、海面水温が平年より低い状態が続くラニーニャという現象がより顕著になっており、その影響を受けて、日本付近では太平洋高気圧が勢力を増して例年より北寄りに張り出して来ている。
気象庁はまだ何も公表していないが、おそらく7月になってから「6月末に梅雨明けしたもよう」というような発表をする可能性がある。
このまま梅雨明けしてしまったら、地方によっては例年より1ヶ月近く早く梅雨明けとなることになる。各地のダムの水位は低いままで、このままだと水不足、電力不足が大きな問題となる。ＮＨＫをはじめ各報道機関は、当分は参議院選挙とウクライナ情勢中心の報道が続くであろう。国民は、そのときになって慌てないためにも、今から水不足、電力不足への準備、心つもりをしておくことも無駄でなない。